立春のニ話題・・・古式お雛様と御柱祭り

快晴日が続く四月の初旬、古式豊かなお雛様を蔵から運び出し、飾り付けてみました。
なにやら私の母の母が、結婚時に実家に伝わるものを母の実家に持参したらしく、
明治初期の作品らしいとの事。

信憑性はともかく、私の大好きな「なんでも鑑定団」に以前出された同年代の物
ほぼ同型です。

竪・横とも45㎝以上あり、結構おおきい。久しぶりに対面し驚いた次第。

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早速、床の間に陳列してみました。
背面の屏風は現代のもの。男雛・女雛の並べ方はこれが正解?!



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女雛の髪飾り(平額・ひらびたいと云うらしい)は、真鍮製と思われる繊細な
金物工芸
であり、程よく風化・変色、良き味わいが出ています。



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男雛の冠も造りが細かい希少品。
ニ体とも芯材はわら材であり、顔の傷みも無く、よくぞ虫害等に耐えてきたかと
感心する事しきりです。

子供の頃には不気味に感じた男女雛も、今になれば希少性もあり愛着が
増すばかり。ニ段(官女)三段(囃子)もあったような
想いもあり、また蔵の中を物色して見ようかと思います。



話題は変わり地域の御柱祭りの報告です。
私の事業所の立地する飯田市飯沼地区も、本年も四月の初旬、七年に一度の
御柱祭りが開催されました。


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はっぴ姿、普段着、いろんな人々が集まりいよいよ御柱の移動が始まります。



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この日のために、赤い半被をしっかりと着こなしたワンちゃん。
柴犬君の脳裏には、どの様に御柱の賑わいが映り込んでいるのでしょうか?



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重さ4.5トン、長さ17m、周長2.8mの巨大なモミの木を引っ張るしめ縄です。
芯部にはワイヤーが通り、しっかり補強されています。
弦は何かの意味合いかな。
何れにしろ、準備期間に2年を要した苦労の表れでもあります。



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いよいよ飯沼神社の心臓破りの300石段に到着、
中間に踊り場はなく、なんとも危険な石段でもあります。
掛け声に合わせ、引っ張り&休憩を繰り返します。



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突然、消防団の「パッパカパー」というラッパの音色が鳴りわたり、
今度は休みもなく一気に引き上げます。

七年に一度の御柱祭りに参加できる・・・地元の事業所として奉納した
限りは頑張らねば・・・頑張りすぎで脳梗塞になってはかなわんぞ・・・
ぶつぶついろんな想いの中、力一杯引き上げました。



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休息時、石段上部から見下げるとこんな感じ・・・本当に急傾斜、危険
なのであります。



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無事、境内に引き上げられ、横たわった御神木です。
氏子の皆さんの気合いが入り、いよいよ御神木が祭り立てられます。



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現代的にレッカー作業により、御神木が建てられる風景です。
無事に完了したのが、何よりの喜びでした。
実はもう1本あったのですが、用事もあり帰らせて頂きました。
他にも帰る方が多数いらっしゃいましたが、何とも
申し訳ない気持でした。


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上った石段は降りなきゃならぬ。・・・・再び300段の石段をつかれた足腰を
引きずりながら、帰路についたのでした。

見物の方も多勢いらっしゃいましたが、やはり参加・汗を流してのお祭りの世界元々お祭り好きの小生、秋祭りも飛び入り参加する所存です。