品川の芸者さん招待イベントに参加、大満足。

南信州・天龍峡は、天龍奥三河国定公園の一部に指定された、天龍川渓谷の大変
美しい歴史ある景勝地です。

大岸壁の渓谷を天龍川がゆったりと流れ、河岸の四季のうつろいを観ながらの
船下りは大変人気があります。

このような天龍峡の旅館で、品川の芸者を招き交流をはかりながら、古典芸能を
披露するイベント「和遊楽」が開催されました。

常日頃、芸者さんなど到底無縁のわたしですので、品川の芸者さん一目見たさに
10月の初旬、かみさんと出掛けて参りました。
今回のブログは遅くなりましたが、その時の報告であります。


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秋紅葉期前の天龍渓谷です。
長期をかけ天龍川により浸食され、彫が深く息を呑むような絶景です。

左岸に白く見える建物が、今回イベントが開催される旅館です。
河岸沿いにひっそりと建ち、なんとも多難な工事であった事が容易に
推測できます。工事関係者の方々、本当にご苦労様でした。




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天龍峡駅はこんな感じの洋風建築です。
いわゆる駅舎建築であり、飯田線には同様な洋風建築の駅舎が
数棟現存します。


洋風建築は明治初期の疑洋風建築を除き、大正・昭和期に任意に
現れますが、実態は内容のディープな形態なんです。
私も最近洋風建築に嵌ってまして、あちらこちらの建物でチャレンジ
しています。



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いよいよ開演・・・・最初は地元玉琴会の皆さんによる三味線の演奏です。




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う、うつくしい、春麗会の方々による{伊那をどり小唄」
「飯田奴音頭」と続きます。
南アルプス、天龍川、生糸が売れたという言詞が、繁栄した時代背景・
城下町文化を連想します。



「こりゃ残さなきゃいかん」と思ったのは、私だけでしょうか?
遠方からいらした行商の皆さんが、このような地唄・舞踊に触れ
疲れを癒し交流をはかる・・・なんとも心豊かな時代だったことか。



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お待ちかね、品川「まつ乃家・江戸の華ばやし」の始まりです。
男性による女型なので、
すこし妖艶・玉三郎的な感じ・
・・・
やはりうつくしい・・・・皆さんあまりお目にかからない光景なので、
圧倒されてる雰囲気でした。


主催者の女性旅館社長は、御年83歳になられるのに
「飯田の文化芸能を継承していきたい。リニアが出来れば品川まで45分
今後も交流を進めたい
」と御挨拶。

お若い!・・・・かって飯田の花柳会は400人の芸者さんを擁していたとの事。
時代の流れとはいえ、今の時代ではマイク片手に頑張るのが、庶民のせめてもの
嗜みか


余興の地唄・演踊を楽しみながら栄喜を養った時代を懐かしみ、時間の流れも違う
時代の、真の豊かさを懐かしんだ初秋の半日でした。