FC2ブログ

「若林環境大臣」高森町の古民家に表敬訪問

K-5.jpg

本年1月の年頭に、若林環境大臣が南信州高森町の古民家(M邸)を表敬訪問されました。
昨年の暮れに環境省が全国紙(朝日・毎日・読売・日経等)に
「みんなで止めよう温暖化」の広報を一面全面で掲載しましたが、全国広報背景の古民家がM邸であり、表敬訪問された訳です。
昨年私どものアトリエに環境省から依頼を受けた広報会社より、私共の手掛けた再生民家が広報のイメージに近く、現地調査に来るという連絡が入りました。


K-3.jpg

来られた時に再生民家だけでなく、私の親戚でもある近所のM邸を紹介させていただきました。
M邸は造り酒屋の面影を残す間口10間余の威風堂々とした本棟造りで、背後には数棟の蔵を配し、特長ある赤レンガの煙突と共に130年来、地域の方々からシンボル的な存在として長く愛され続けてきた、大変由緒あるお住まいです。

家主の方も大変美しく住まいを維持されていて、百年来意図的に合わない改装をしていないのも家主の方の品格を感じさせ、環境省の広報イメージとして撮影させていただく事になりました。
撮影時に広報会社の皆さんは、東京を往復したりと大変忙しく、撮影当日は早朝四時頃から作業を開始したとの事です。

K-2.jpg

ワゴン車3台に10人程のスタッフの方々が訪れ、アルミの建具を外し障子の内側からライトアップしたり、庭の廻りに白砂利を敷き詰めたりと、皆さん忙しく動き廻っていました。

家の正面のそば畑の中に鋼管ステージを組み、3100万画素という驚く様な中型カメラを据え、ノートパソコンを稼動させる為に発電機を動かしたりと、なかなか重装備の撮影風景でした。朝からズーッと撮影チャンスを狙っているらしく、時の来るのをジーッと辛抱強く待っていました


K-4.jpg

この様な信州の古民家が全国に紹介される事が私は大変嬉しく、広報文の環境大臣の言葉の中に、「暖房に頼り過ぎない冬を暖かく過ごす知恵が日本のふるさとには大変詰まっている」という一節も、地域に生きる建築士として励まされる言葉です。

地域に生きる建築士としての姿勢・情報に振り回されず、確かなものだけを見抜き現時代に取り込む素養・・・常に自己研鑽し励みながら一作一作に想いを込めて、信州の風土に同化する物を造り出していきたいと思っています。