最近の輸出産業変動に思う


今年は2日よりバタバタと動き始め、4.5月着工物件の実務にあわただしく
取り組んでいます。
ここ2年来の竣工物件の写真もストック状態
であり、H・Pのリニューアルと共に見て頂き
たいと思いますので、宜しくお願いします。

最近の他国の森林事情ですが、ドイツの森林面積は、日本の4割にもかかわらず、
日本の4倍近くの木材を生産しています。
ここ10年来の国策により林業に従事する人口が増加し、自動車産業従事者70万人を
大きく抜き、今や100万人を超える雇用を生み出しているのです。木材の生産地から
50㎞
以内でバイオエネルギー・ビルダー・木工家具等に商品化されています。

日本国内では自動車産業の一喜一憂をマスコミがさかんに報道していますが、地域素材を
活かした一次・二次産業
がいかに地域経済の安定に繋がるか、大変考えさせられる施策かと
思います。
元来、工業推進の為の原料のない我が国は、鉄鉱石等を輸入・加工・製品化し輸出産業として
外貨を獲得、繁栄してきました。まさしく私共の年代の小学校の教科書に掲載されていた
「加工貿易の国」として邁進してきたわけです。

ここ5年来南信州の「養蚕建築」を資料・論文化していますが、明治末期の「養蚕業」は
現在の「自動車産業」並の輸出産業でした。地域の農地に「桑」を育成し、家族の労働力で
「お蚕様」を育て製糸会社に出荷し生計を立てていました。
今だ点在する大きな「養蚕民家」「土蔵」「養蚕長屋」は当時の地場産業繁栄の証でもあります。

豊かな森と水源に恵まれた日本は、気候風土の恩恵を素直に受け止め、一次・二次産業を
基幹産業として豊かな生活、個性ある気高い文化を継承してきました。
このような地域経済・文化をもう一度見直し、優良農地の乱開発に歯止めをかける
「土地利用計画の規定」を地域の皆さんと検討・実施し「地域産業の振興」を念頭に
創作活動に踏ん張る所存です。

本年もどうぞ<宜しくお願いします。


  「信州の住まい」 
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長年の風土から生まれた「信州の住まい」です。
簡素でありながら美しい信州の風土に学び、日本人の心に響く「住まい」を創出しています。
心地よくぬける「そよ風」、和風の光による「陽光」のリズム、樹木からの季節の香り…
信州の四季を感じる、季節ごとの創意工夫を取入れた「信州の住まい」です。
エネルギーの地産地消にも配慮し、CIS系の太陽光発電を設置し、エコキュート、蓄熱床暖房を
採用しています。また、県産材使用による「環の住まい」認証住宅であり、温熱環境等級4も
確保しています。