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都心部の若者と共に、信州を縦断旅行

9月の中旬、2泊3日のスケジュールで、都心部の学生・先生と一緒に、ゼミ旅行で信州を北から南迄縦断旅行をしました。

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一日目は名古屋から小布施まで一気に移動し、小布施堂「市村社長」様より一時間程講義を受けディスカッションと成りました。小布施の修景事業は私自身がメディアに載る以前からのファンであり、地域に生きる建築士として目標とすべき要素が多々ある作品だと常々思っています。夜は安曇野のコテージに移動し、皆で手料理でワイワイガヤガヤ楽しく一日の終了となりました。
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二日目は「いわさきちひろ美術館」に出掛け、信州らしいロケーションの中芝生の中寝転び、のんびりと青空を見つめていました。
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その後、又超ハードスケジュールであり、豊科インターから松川インターを経て遠山郷迄一気の移動です。立ち寄った農産物直売所で伊那山脈を指差し「あの山を越えるよ!」といえば皆、「エーッ!」と絶句した次第です。
 ようやく遠山郷にたどり着き、和田の商店街をまちけんの鈴木さんの案内で散策しました。そば店のおかみさんの「遠山郷」を愛する熱き想いに心を引き込まれ、皆聞き入っていました。夜は「島畑」にて囲炉裏を囲んでのしし鍋料理となり、御主人のジョークと共にどんどん山の幸が運ばれてきました。夜は虫の声を聞きながら朝まで熟睡です。

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三日目は、天龍村経由でゆったりと天竜河岸段丘を走り、「風の学舎」へ到着となりました。
平澤事務局長からのパワーポイントを使い、CO2削減の為の山林保全への取り組み、バイオマスエネルギーの使用、一般人が多数参加してのNPO活動の講義を聴きました。風の学舎からの展望は雄大で、河岸段丘の河床を天竜川が流れ、子供の頃見た理科室の模型そのものです。

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りんご庁舎では地球温暖化対策室、市街地活性化、まちづくりカンパニーの皆さんの講義・市内案内の後、ディスカッションに入りました。 おひさま進歩への質疑、共同ビルの高さの疑問、裏界線の活用、水脈から視た都市計画等、話は多岐に渡り論じられました。
ここで皆さん名古屋に帰られ、ゼミ旅行の解散となりました。
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南北に細長い信州には、風土と共に培われた地域文化が特異な地形と共に各地に点在しています。話題が大変多彩な市村社長さん、遠山郷でまちづくりに奮闘する鈴木さん、和田宿を誰よりも愛するそば店のおかみさん、南信濃の強力な広報マンの「島畑」のご主人、「風の学舎」で大勢の仲間と共にNPOに取り組む平澤さん、飯田市役所、まちカンの環境意識の高い方々・・・皆、地域に誇りを持ち元気に活動していらっしゃいました。まさしく「地域文化」の活力の原点を垣間見る気がしました。
 卒業してまた都会に旅立ってしまう学生のみなさんの心のどこかに、地域で頑張る皆さんの姿が刻み込まれていたら、大変うれしく思います。自分の子供と同世代の皆さんと、二泊三日の大変想い出深い旅になりました。