全国モデルの「高齢者共同住宅」が着工しました。

 南信州泰阜村は、在宅福祉に力を注いだ福祉先進自治体として全国的に知られていますが、スウェーデンにおける「高齢者共同組合」をモデルに昨年から一年掛かりで企画立案してきましたが、今回着工いたしました。
 理事長の本田先生を中心に自分達の老後を自分達の手で、共同生活の中で行なうとする方々の集団であり全国初の試みでもあります。


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6月の下旬、地祭りが行われました。初夏の中、暑くなる事を想定し、グレー系の上下で出席した所、私1人が白色系で、皆さんはやはり紺か黒系で目立ってしまいました。


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厳粛な雰囲気での地鎮祭の風景。


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配置も決まり丁張りが掛りいよいよ着工です。


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スラブの打設が終わり、床暖用の断熱材が入りました。



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本体の基礎コンクリート打が終了し、土台敷が始まりました。


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枝付きの桧丸太材を今回も山林から調達して来ました。
二番玉をレッカーで吊り上げ、枝付で運び込む大変厄介な仕事です。


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登り梁に使用する赤松の丸太材を、全て手加工しています。



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プレカットと違い、軸組図のみで加工してしまう手腕に毎回驚き、
出きるものなら一緒に刻みに参加したい気持ちです。



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丁寧にサンダーを掛けて仕上がりました。
赤松の板目が本当に美しく思わず見入ってしまいます。



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土台敷も終わり、いよいよ柱が立ち始めました。


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約300本の南信州産材の桧の柱が立上りました。
木構造の一番感動感激するシーンでもあります。



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今回は「里山の共同住宅」という趣旨もあり、赤松の丸太材をふんだんに使用しています。
架構が全て伝統工法であり、プレカット法と違い組み上げにも熟練技を要します。



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上棟時には、熟練技の方達が集まり、一本一本入念に組み上げています。
伝統木造の醍醐味、奥深さをひしひしと感じされられます。



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井桁状に組んだ丸太梁は杉板張天井下にアラワシ、玄関ホール天井に力強表現されています。
このままの状態を維持したい気持ちです。



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野地板が張られ、100分の1のムクリ屋根と箕甲屋根の形状が表れてきました。
軒高も低く、軒先の深い里山の「和」をイメージした形態です。