「ハイ・ブリッド民家」としての「養蚕民家」の再生工事・完成間近

 今回再生工事中の古民家「S邸」は、飯田市の南端桐林地区に建築された明治中期建築の「養蚕総2階建民家」です。この地域はひな段状の水田地帯に、米作と養蚕を主産業としてすまい継がれてきた民家が点在し、農村原風景が維持されている貴重な地域でもあります。 S邸は「養蚕総2階建民家」に多く見られる、下屋形態の水周り部を解体・除却し、既存部を耐震補強しながら、日常的な居住空間を新たな現代生活に適合するよう改築...

法面に建つ「スキップフロアの住まい」着工しました。

今回の「お住まい」の敷地は、市街地を一望に展望できる、写真の様な大変ロケーションの良い高台に存在します。敷地に接する道路が逆勾配のコンパクトな敷地でもあり、敷地の形状なりの四層のスキップフロアの「お住まい」になります。基礎工事から木工の木組みまで、変化に富んでいますので、載せさせていただきました。造成工事も始まり、次第に敷地らしい形状になってきました。お供物も並び、小雨の中厳かに地祭りの始まりです...

南信州・高原地の修景事業が始まりました。

南信州の標高1,200mの高原地域は、夏は中京方面からの「避暑」に、冬は「スキー場」にと大変賑わいます。元来、高原地に密生していた希少・多様な樹木が、人為的な開発により激減してしまった高原地を本来の生態系に準じた樹林に戻そうというのが今回のコンセプトです。まず河川を介した隣山の植生調査の資料を手掛かりに慎重に樹種を選び、植生計画を始めました。現況の交流センターの前庭には、人工木のレベル差のあるデッキを...

明治中期「養蚕民家の再生・竣工間近」!

広大な庭園の奥に見えるのが、今回再生「E邸」の妻面の姿です。正面下屋部は入母屋形式に改修されます。右奥が「E邸」の妻面で、左側が昭和後期に増築された匠の技が生かされた数奇屋造の離れです。再生前の南面全景です。6間×4間の比較的小振りな明治初期建築の養蚕民家です。珍しく当時より2階は床の間仕様の総タタミ敷です。養蚕業主体から畜産業へと主産業が変遷し、畜舎等も広い敷地内に今なお現存しています。床の解体...

全国モデルの「高齢者共同住宅」が着工しました。

 南信州泰阜村は、在宅福祉に力を注いだ福祉先進自治体として全国的に知られていますが、スウェーデンにおける「高齢者共同組合」をモデルに昨年から一年掛かりで企画立案してきましたが、今回着工いたしました。 理事長の本田先生を中心に自分達の老後を自分達の手で、共同生活の中で行なうとする方々の集団であり全国初の試みでもあります。6月の下旬、地祭りが行われました。初夏の中、暑くなる事を想定し、グレー系の上下で...