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ヒノキ丸太材の座った「歯科医院」

歯科医院の診療コーナーと、子供たちとの相談コーナー増築の報告です。相談コーナーにはヒノキ丸太材を配置、壁もヒノキ材で仕上げ、時節柄、芳香性・抗菌性の強い木質空間で仕上げました。ヒノキ丸太材は根羽村の山林から調達、600φ位の立派な丸太材です。レッカーにて丸太材の据え付け風景です。通りがかりの皆さん、好奇の目でじろじろ・・・丸太材が座り、造作工事前の状態です。仮設の間仕切り壁に子供たちと、お絵描きをしています。つい...

巨大な松丸太梁の「和紙体験館」

町場の工務店の車庫に保存された巨大な松丸太梁・・・末口は70㎝以上あり、伐採時に150年位経過したものでしょうか!?この巨大な松梁は、下条村・龍獄寺の庫裡の梁に使われていたもので、再建時期は享和4年(1919年)で、建物だけで100余年経過し250年は使い込まれた松丸太梁という事になります。今回「和紙体験館」を建設するに際し、「この松丸太梁をホールに再現出来ないか?」という強い思いが実現、くみ上げた松丸太梁を吹き抜...

四国の見聞禄

今回はNPOの仲間と、四国一周した時の体験報告です。1台の車に4人乗車の節約旅行でしたが、心に残る小旅行でした。高知県を走っていると、なにやら街並みがすっきりした集落に(電線等、埋設してたのかな)入りました。すこし走ると外壁にランダムに萱が配置された建物が現れました。そう、ここは隈さんの設計された建物が幾つも点在する「梼原町」だったのです。庁舎も見学し内部もじろじろ、巨大な木梁の架溝等を見ながら、「あーだ...

「信州産材の建物・6題」

今回は「信州産材の建物」近作を紹介します。一作目は飯田市隣町の高原部に計画された純木造2階建・2世帯住居です。計画地は大変広大であり赤ナシ果樹園が長期に渡り手つかずのまま残されていました。南アルプスを目前に控え、大変ロケーションの良い建設地です。標高の高い敷地を吹き抜ける爽風を、デザインソースとして取り入れています。居間空間は登梁の上昇空間で、松梁アラワシの子供部屋と障子戸を介し一体化しています。2階平瓦葺屋根は1/1...

都心部の皆さんと共に南信州の「民家探訪」

南信州高森町吉田地区は、天竜川により形成された沖積氾濫原とその上段台地にわたり立地します。吉田という地籍名が示す通り、扇状地先端の水利に恵まれた豊かな稲作地帯として住み継がれてきました。高森町には40棟の「本棟造民家」が残っていますが、今回訪れた吉田地区の一角には「本棟造民家」8棟「養蚕民家」3棟が集約的に存在します。吉田日影・広路地区 民家の現況分布図です。今年で9回目になる地元[NPO山法師]と、都心部...